シングルマザーの私が子育てで感じた不安3つとその解決方法

一人で子育てをするということは
想像以上にいろんな不安や葛藤に直面します。

私が離婚を決意した時に
一番大きかった不安は「金銭面」でした。

しかしこの辺は実際一人になって
「頑張るしかない！」と思いました。

助成金には限度があるし、
元夫は養育費を支払ってくれるとは思えませんでしたから・・・

お金に関する記事はこちら。

●夜勤の仕事で子育てするシングルマザーの私が思うメリット・デメリットなど
●子育てにはお金がかかる!シングルマザーの私が教える確実に貯金する方法3つ
●子育てを頑張るシングルマザーが知っておきたい手当て・支援18選
●シングルマザーの子育て費用ってそんなにかかるの?収入を補うための働き方を紹介
●シングルマザーの子育て支援は児童手当だけでは足りない!知らないと損する制度をまとめました

そして、離婚後に新しく出た不安はたくさんありました。

私の子供は１歳の女の子ですが
「父親がいないことに対する将来の影響。」

「成長した娘に父親がいないことをなんと説明したらよいか？」
「もし子供が父親に会いたいと言い始めたら？」
「再婚してしまったら本当の父親について、新しい父親についてどう話す？」

など・・・

たくさんの悩みが出てきました。

おそらく年齢や性別によって
もっとたくさんの悩みがでることでしょう。

思春期の子供を相手にするということは
小さな子供を抱えての離婚より難しいのかもしれません。

１歳の子供と１０歳の子供、１５歳の子供の母親では
全く悩みが違うと思います。

不安を抱えて今後どのように解決していくことができるか
３つに分けて考えていきましょう！

子供は寂しくないかな？

「子供が父親がいないことに寂しさを感じているんではないか？」
「仕事が忙しいママに遠慮してるんではないか？」
「留守番がちゃんとできるかしら？」

などとたくさんの心配や不安が生まれますよね？

パパと週末に遊ぶ友達を見たり、話を聞くことで
「どうして我が家にはパパがいないの？」という悲しさを与えるでしょう。

ママが毎日朝から晩まで働くことで子供一人でのお留守番は心配でしょう。

忙しいのはわかってるから、
悩みなどをママに相談してくれていないんではないのかと不安でしょう。

そんな時はどうしたらいいんでしょうか？

元夫を否定せず子供の気持ちを尊重する

「子供の前で不安なんて言えるわけないじゃない！」
というママさんたち・・・

直接言ってなくても間接的に言っていませんか？

「パパのことどう思う？」
「パパはこんなことをした酷い人なんだよ！」
「パパと一緒にいたらあなたは幸せになれない！」

なんでこんな風にパパを否定するんですか？

それはあなたが父親がいない子供に
負い目を感じているからではないですか？

子供と父親を会わせている人は、
父親に子供を取られないか不安なんではないですか？

それははっきり言って子供には全く関係ありません！

子供にとって両親の離婚は関係ないんです。

パパがいないことについて聞かれても
「ママとパパのわがままで寂しい思いをさせてごめんね？」
と子供を主体に考えてあげましょう。

そして、子供にとって母親とは大きな存在なんです。

もっと自信を持って接しましょう。

父親との面会で子供が得られる経験は大きいものです。

それを頭ごなしに否定してはいけません。

子供の意見を否定しすぎると、
子供は「ママに何言ってもわかってもらえない」
と母親を否定する可能性もあります。

子供の考えを尊重するということはとても大切なことです。

子供の考えをきちんと聞き入れることで、
母親を「相談相手」と認識してくれるかもしれません。

子供にお留守番をさせる時の順番

お留守番ができるできないは個人差があるので
何歳からと決め付けることはできません。

一人で遊んでるから、寝ているからと
１０分コンビニに行く事で事故が起きたなんて話はよく聞きます。

それはお留守番ではなく「放置」です。

子供がきちんと安全と危険を認識して
身の回りのことをこなせるようになるまでは、
少々出費になりますが、保育園やベビーシッターを利用することをお勧めします。

ある程度大きくなると外に勝手に出てしまうことも可能になってきます。

インターフォンに出て相手が不審者だったら？

そこにママがいなくては子供には判断できないことも多いです。

子供の事故は親の責任です。

きちんと子供が「お留守番」できるようになるまでは
子供の「放置」は止めましょう。

そしていきなりお留守番をさせることも危険です。

「最近いうこと聞くようになったし・・・」
なんて気持ちでいきなり長時間のお留守番は避けましょう。

最初は１０分程度家を空ける時に
「ここは触っちゃダメだよ！
インターフォンが鳴ってもドアを開けてはダメだよ！」
などと基本的なことを一つ一つ守れるように教えていきます。

それができるようになったらまた少しだけ外出時間を長くします。

そのようにきちんとした練習をした上で
お留守番ができるようにしていきましょう。

お留守番ができた子供にはきちんと
「お礼」と「大好き」という気持ちを伝えるようにして、
頑張った子供の話を聞いてあげましょう。

相談相手がいない

シングルマザーの悩みはシングルマザーにしかわかりません。

結婚している人に相談しても
「なんでそんなことに悩むの？」「妬みじゃん」
と思われてしまうことも実は多いんです。

「だったら誰にも相談できないの？」

なんて思わないでください！

ひとり親にはひとり親のための相談窓口がある行政もあるんです。

東京都にはひとり親家庭支援センターなどもあります。
http://www.haat.or.jp

行政で相談できない時は、「シングルマザーフォーラム」
というシングルマザーの人たちが集まる会もあります。
http://www.single-mama.com

この会は日本全国どこに住む方でも電話で相談したり
シングルマザーの悩みなどを集めた資料が送られてきたりするので、
とてもいい相談相手になってくれるかと思います。

他にも「日本シングルマザー支援協会」などもあります。
http://シングルマザー協会.com/post-159

こちらは無料でメール相談なども行っています。

相談相手が居ないと思うと悲しくなりますが、
意外にもたくさんの相談窓口があります。

どこも金銭的な相談にも、子育ての相談にも、
母親としての悩みも聞いてくれるのでとても助かります。

世間の目が気になる

シングルマザーが多くなった今のご時世でも、
シングルマザーというだけで批判的な目で見る人は多いです。

「親の都合で子供がかわいそう」

何て言われると、離婚したこと自体が不安になってしまいませんか？

実は私もなんです・・・

私はホステスをしていて、
２４時間保育（認可外）に子供を預けて仕事をしています。

お客さんには
「お前の男を見る目がないから子供がかわいそうな思いをするんだ」
「認可外に預けるなんて信じられない」
などと酷いことばかり言われています。

以前はそんなことを言われるたびに
悲しくなったりムカついていました。

自分の選択を恥じないで！

しかし堂々と自分のことを話していると、
あるお客さんに素敵な言葉をいただきました。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

「お前の場合、そのまま元旦那といたら
自分がダメになるって思ったんだろ？
そうしたら子供に八つ当たりしていたかもな〜・・・

それに元旦那といても話し聞く限り
お前の元旦那が金銭的にも精神的にも
子供のために生きてくれるとは思わない。

それは共働きでも変わらない。
お前のお金を当てにして元旦那が楽するだけだ。

そんな人生になるくらいならお前は子供のためだけに働け！

そうすれば子供はきっとお前の苦労を分かってくれる！

その代わり元旦那を悪く言う母親にはなるなよ」

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

と言われたんです。

私が思っていたことを
人の理解してもらえた時に私が気づいたことは・・・

私には自信がなかったんです。

周りが離婚のことをどう言うか、どう思うか？

そんなことを気にしていたんです。

しかし、世間の声は
「離婚なんて両親のわがまま、我慢が足りない」
って感じなんです。

でも、自分が離婚した理由は？

「ギャンブルに明け暮れる夫に子供のためのお金を使われたくない」
「子供ほったらかして女遊びをやめない夫にもっと子供のことも見て欲しかった」
「酒を飲んで暴力振るわれていたから子供を守りたかった」

とか・・・いろいろありますよね？

子供のためを思って、この人といたら健全な子育てができない
と感じたあなたの決断は間違いじゃないんです。

今更どうにもできないんだったら、
自分の決断に自信を持ってみませんか？

そうしたら恥ずかしいことなんてなくなりますよ？

まとめ

今回は大きく３つの不安について書きました。

あなたに当てはまる不安はありましたか？

私はどちらかというと周りに「離婚したほうがいい！」
と煽られて離婚したため、悩みは少ないほうかもしれません。

しかし、いろんなことを乗り越えて思ったのは
「子供はママの笑顔があれば楽しく生活できる」ということです。

どんな悩みにもママが笑っていることが子供の一番の特効薬なんです！

人生には無駄な時間はありません！

結婚した期間、離婚したこと、子供とぶつかり合うこと・・・

こんな辛い時間も必ず意味があります。

だから辛い時間を否定しないでください。

子供がいなかったら・・・

なんて子供を否定しないでください。

子供は自分が否定されてどう思うかよく考えてください。

子供にはあなたの笑顔が必要なんです。

あなたに愛されたいと願っているんです。

だから絶対に否定しないで
子供との時間に自信を持って生活していきましょう！