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シングルマザーの子育て費用ってそんなにかかるの?収入を補うための働き方を紹介

育児 費用

離婚する前、

「1人で子育てにどれ位かかるのか? 」
「どんな支援を受けられるのか?」

考えたことはありませんか?

それは現在シングルマザーの方でも
常々考えてしまうことだと思います。

シングルマザーはお金を稼ぐことと
子育ての両立が基本の生活になると思います。

そんな中でいろんな仕事のあり方も
悩みの種の一つになるでしょう。

私はシングルマザーになる時、
ホステスとして頑張る道を選びました。

しかし、それにはたくさんの批判もありました。

親からの批判、周りからの心無い言葉・・・

たくさんの言葉に苦しめられました。

多分他の仕事の方でも「片親」というだけで
多くの批判を受けることでしょう。

あなたは平均的な子育て資金を知っていますか?
また、シングルマザーの平均月収を知っていますか?

この2つを知ることで今の生活について
見直すことができると思います。

ぜひ参考にしてみてください。

子育てに必要な資金

子育て費用

子育て費用というと「教育費」つまり、学校への資金、
習い事への資金などを思い浮かべることでしょう。

しかし、実際に教育費だけで育てることは不可能です。

なぜかというと「養育費」があるからです。

子供のための食事、衣類、おもちゃに保育園にレジャー代・・・

多くのことに費用がかかります。

養育費はどれくらい?

実は養育費には出産から22年間で
約1640万円がかかる
と言われています。

内訳

・出産、育児費用・・・約91万円
・子供の食費・・・約671万円
・子供の衣料費・・・約141万円
・子供の保健医療、理美容費・・・約193万円
・子供のお小遣い・・・約451万円
・子供の私的所有物代・・・約93万円

合計約1640万円

こちらはAIU保健「AIUの現代の子育て経済考2005」からの引用になりますが、
内閣府では年齢別の年間の子育て費用も算出されています。

教育費はどれぐらい?

では次に教育費について考えてみましょう。

文部科学省「子どもの学習費調査(平成24年度)」によれば、
ひとりの子どもにかかる教育費(学校教育費、給食費、塾や参考書代など含む)は、
幼稚園から高校まで公立の場合で約504万円ほどかかると言われています。

一方、日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査結果(平成26年度)」によれば、
大学生の教育費総額は、国立大学(4年間)で511万円ほどかかるそうです。

つまり、高校まですべて公立、大学は国立の場合で
教育費は1,015万円ほどかかる
ことになります。

さまざまな進路パターンがありえますが、
仮に幼稚園から大学まで私立で、
大学は私立理系(4年間)の場合ですと、
約2,465万円
にもなります。

ここからいえることは、お子さまひとりに対する教育費は
トータルで1,015万円~2,465万円ほどかかる
ということ。

これに養育費約1,640万円を加算すると、
子どもの誕生から大学卒業まで、2,655~4,105万円かかることになります。

国公立の計算でこれだけかかるということは
私立の学校などに行くともっとかかってしまうことがわかりますよね?

シングルマザーの平均月収

それに対し、シングルマザーの平均年収は約180万円と言われています。

つまり1ヶ月で約15万円になります。

きちんと養育費を支払ってもらっている場合は
もう少し多く生活費に当てることができるでしょうが、
何もない場合、この月収だけで生活することは難しいでしょう。

育児手当や母子手当を活用しながらも、
今の生活、今後の教育資金を貯めなくてはいけません。

シングルマザーの働き方

シングルマザー 働き方

シングルマザーの働き方はひとそれぞれ。

しかし、選択肢はどうしても絞られますよね?

・親に預けて働く
・認可保育園に預けられるようになるまで待つ
(その間家族の手助けがない場合は無職)
・無認可保育でも預けて働く

などになると思います。

親に預ける場合

親に預ける場合、メリットとしては「安心感」でしょう。
身内に預けることで、保育費用の負担の軽減もできます。

しかし、まだ現役で働いているご両親の場合、
預かってもらえるのが夜間になることが多いでしょう。

子供が寝ている時間に働くことで
日中子供との時間を作れる、時給がいいというメリットもあります。

その反面で、親に小言を言われたり、
夜働くことへの批判に耐える忍耐力も必要
となります。

認可保育に預ける場合

保育園は子供の集団生活で団体行動について学ぶことができます。

認可保育のメリットは保育料が安いということ。

市区町村の管理下にあるので安心して預けることができますよね?

しかし、もちろんデメリットもあります。

認可保育は保育時間が決まっています。

そのため、残業などが続くと
保育園の方に嫌な顔をされたりもします。

また、日中にしか預かってもらえない場合がほとんどなので、
収入も少し低くなってしまったり、
仕事を掛け持ちすることができなくなってしまいます。

他にも、認可保育はやはり人気のために順番待ちになってしまいます。

家族に預けることができる場合や
金銭的に余裕がある人にとってはいいかもしれませんが、
頼る相手もおらず金銭的に余裕がない場合は
順番待ちの間に無職というのは生活ができなくなってしまいます。

認可外保育に預ける場合

認可外保育のメリットは、
時間を選ばない場合が多いことです。

仕事の都合に合わせての登園が可能で、
24時間保育を行っている場合も多いので
残業が多い方や夜間の仕事にはうってつけです。

デメリットは保育料が高いことです。

認可保育とは違って明確なルールはなく、
園によってかなりの差があるように思えます。

また、保育園の中でのルールも保育定員も園によって全然違います。

保育職員が少ないのに子供を多く預かることで
事故が起きてしまっていることも現実です。

保育園のルールや保育方針をしっかりと見極めることが大切になってきます。

まとめ

子供 笑顔

少ない月収で多くの費用を賄うことはとても難しいです。

仕事を掛け持ちする場合、子供の保育料の関係も出てきます。

そんな中で昼の仕事だけで生活、貯蓄をしていく場合は、
計画的な節約が必要になってくるでしょう。

掛け持ちや夜間で働いていく場合でも、
子供との時間の使い方、心のケアが必要になってくるでしょう。

どんな働き方でも、金銭的、精神的に
メリットやデメリットがあると思います。

子供のためにどんな働き方が一番いいのか?
どうすれば将来の資金を貯めることができるのか・・・

それを考えての働き方なら何の問題もありません。

しかし、シングルマザーというだけで
たくさんの批判を受けることでしょう。

確かに周りからのバッシングは辛いです。

それでも、あなたの子供を思う気持ち、
子供の将来を考える気持ちが一番大切
です。

何も恥ずかしがらずに堂々としましょう。

子供は親をよく見てくれています。

今は寂しくても、将来こんなに多くの資金を
一人で賄ってくれたことに感謝してくることを信じて頑張りましょう。

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