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育児・妊娠中は指輪はしない方がいいの?指輪に潜む危険と対処法

指輪
指輪

日頃から、結婚指輪だけではなく、アクセサリーとして
お気に入りの指輪をつけているお母さんは多いと思います。

中でも結婚指輪は、夫との絆をかたちにした特別な指輪ですが、
育児中には、もっと言えば妊娠中から、外しておいた方がいいのです。

その理由をお話しします。

指輪に潜む危険性!?

指輪と子育てに何か関係があるの?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実はあるんです。

まず、妊娠中は体が栄養や水分をたくわえようとします。

運動量が減ってしまうこともあって、
とてもむくみやすくなっています。

むくみは末端から出ますので、当然指がむくみます。

また、体重が増えやすい時期でもあります。

その場合当然指も太くなります。

したがって、いざ外そうとしても外れなくなってしまうことも。

そのままほうっておくと鬱血の恐れがあるため、
強制的にカットされてしまう場合があります。

外れない、もしくは外さないまま出産に臨んだとき、
状況によって帝王切開になった場合は主に電気メスを使い切開を行うので、
金属類である指輪はやはり安全のため有無を言わせずカットされてしまいます。

大切な指輪を守るために、
妊娠中から指輪は外しておいた方がいいでしょう。

育児中ならいいんじゃない?

赤ちゃん 指輪
出産を終え、むくみが無事取れたらまたつけていいのでしょうか。

答えはやっぱり「しない方がいい」です。

赤ちゃんのお世話をしているうち、たとえば完全母乳育児の場合など、
出産前の体重を超えて痩せていくお母さんもいます。

指も細くなったとしたら、当たり前ですが指輪がゆるくなりますね。

赤ちゃんをあやしているときや沐浴中、授乳中などに、
うっかり外れてなくしてしまったり、
赤ちゃんが誤って飲み込んでしまったりしたら本当に大変です。

特にアクセサリーとしての指輪は、
凹凸部分があったりストーンが使ってあったりするデザインのものもあります。

そういう外れやすいパーツが外れた場合も、誤飲の危険性がありますね。

実は指輪には「アレ」がいっぱい…

菌

あまり知られていないかもしれませんが、指輪は雑菌の巣窟です。

特に一日中つけっぱなし、
外すのはせいぜいお風呂に入るときくらいかな、
というお母さんは注意です。

指輪をしたまま公共交通機関等の手すりや吊り革などに触れたり、
掃除道具や化粧品を使ったり、洗剤が手についたり、
公園の砂場で子供と遊んだりすると、
指輪と指の隙間やデザイン的にへこんでいるところなどに雑菌が繁殖しやすくなります。

「まめに洗浄しているから問題ない」というつもりでいても、
見た目ではなかなか分かりませんし、意外と気にならないですから、
そうそう改めて綺麗にはしないものです。

その手で、まだ免疫力の弱い赤ちゃんに触れたとして…
もしかしたら指や指輪をなめてしまうかも…と思うだけで、正直ゾッとしますよね。

上の誤飲の危険性とも合わせて、
やはりしばらくは外したままでいた方が良さそうです。

忘れない場所に大切にしまっておきましょう。

指輪をしない妻に対する夫の不満をどうかわす?

夫
妻が結婚指輪を外して生活することを、
あまり快く思わない夫もたまにいます。

自分との絆を一方的に絶たれたと思うのでしょうか。

それとも、自分との絆より子供を優先されたことからくるヤキモチでしょうか(笑)。

けれど上のような事情があるから今は仕方ない、
落ち着いたらまたつけるから、と夫の説得を試みてください。

たかが、と言ってしまっては語弊がありますが、
指輪一本より強く大切な絆であるふたりの子供が、今はここにいるのです。

けして絆は切れたわけでも弱まったわけではなく、
より強い、新しいかたちになったのだ、と。

それでもどうしても指輪を身につけていたいと望む場合、
あるいは夫からそのような要望が出てしまう場合、
ペンダントチェーンに通して服の下に下げておくといいでしょう。

これなら常に肌に触れていますから、
いずれの場合も納得できるのではないでしょうか。

ふとしたはずみでチェーンが切れてしまっても
意外と気づきませんから、紛失には注意しましょう。

おわりに

結婚指輪に限らず、育児中は指輪を含むアクセサリー類は
基本的に避けておいた方が良さそうです。

今はじっくりお金を貯めて、落ち着いたら新しい素敵な指輪を買おう!
という夢を持つのもいいかもしれません。

また指輪をつけたい、つけられる状況になった、となったときに、
「太ってて入らない…」となってしまわないように、
太り過ぎないように注意していてくださいね(笑)。

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