仕事

シングルマザーが夜の仕事をしながら育児をするメリット・デメリット

夜の仕事

夜の仕事をしながらシングルマザーをしているママは意外に多いものです。

夜の仕事と言っても夜勤などではなく、「ホステス」などの俗に言う「水商売」です。

もちろんこういったお仕事は批判の声も多かったりします。

「あの子のお母さん水商売なんだってよ!」なんてよく言われることです。

それが辛くて辞めてしまうお母さんも少なからずいるでしょう。

みい
みい
しかし「今」を生きるために、子供の将来のために、水商売をすることは決して悪いことではありません。

きちんとした「労働」です。

水商売は時給や月給が大きいため妬まれやすいです。

「楽して稼いでる」とよく言われます。

しかし、普通の仕事以上に大変な仕事なんです。

決して恥ずかしがることなんてありません!

とはいえ、水商売にはいつか限界がきます。

子供との時間を守るために「同伴」や「アフター」を減らすことで、お客さんをつかむことが難しくなります。

この記事では、シングルマザーが夜の仕事をするメリット・デメリットをまとめましたので、現在ナイトワークをされている方・これから始めようか迷っている方の参考になれば幸いです。

ホステスをするためにまず子供の預け先が必要

ホステス

子供を育てながらホステスをするには、預け先が必要です。

認可保育はほとんどの場合が昼間の保育になっています。

なので、認可外で夜間保育、24時間保育を見つけることが必要になってきます。

みい
みい
しかし、子供にとって夜にママがいないということはとっても寂しいことです。

夜一緒に預ける代わりに昼間は子供といっぱい遊ぶように心がけましょう。

保育園選びのポイントは?

保育園を選ぶのは不安ですよね・・・

私も「認可外」というだけでかなり不安になりました。

そこで私は保育園選びの時に気をつけたポイントを紹介します。

園長先生と保育士さんとの会話

園の従業員との会話がしにくい相手だと
何か気になることを聞きたくても
聞けない環境になるのは好ましくありません。

保育理念もしっかり聞いておくのがいいでしょう。

園児と保育士さん、保育補助の人数の割合も聞いておくといいでしょう。

あまりに少ない人数で大勢の園児を見ている保育園は事故の元!気をつけましょう!

園の雰囲気と保育風景が見れるかどうか

保育風景を見れるかは重要になってきます。

どんな環境に子供を預けるのか?

どこに子供をを寝かせるのか?

ワンフロアで全ての園児を見る場合、
走れる子とハイハイの子はどのように遊ばせているのか?

保育士の言葉を園児がきちんと聞いているかも大切なポイントです。

など、気になるポイントをしっかり見ることで、
安心して預けることができるでしょう。

園児たちの子供に対する対応

自分の子供を園児と少し遊ばせてみましょう。

私の体験ですが、初めて来る小さい子に園児さんは興味津々です。

A保育園では園児が私の娘と遊ぼうと、先生が説明している最中にも
バンバン頭を叩くようになでなでされ、娘は大泣きでした・・・

B保育園では、説明中にはきちんと椅子に座ってご飯を食べていましたが、
ご飯後に話が終わったとわかると「赤ちゃん触っていいですか?」と
きちんと私に断って「優しくなでなで」と言いながら触っていました。

このように園児の行動は保育園によって違います。
子供と園児の相性はきちんと見たほうがいいでしょう。

連絡帳の中身

保育園によっては保育時間中にオムツを交換した時間、
食べたご飯についてしか書かないところもあります。

しかし、それだけでは何をして遊んだのか?

泣いてなかったか?などの園内での様子はわかりませんよね?

「こんな遊びをしました」「今日は不機嫌でした」など
一言でも書いてくれるほうが安心ですね。

私はこの4つは気をつけました。

一番大切なのは子供がまた行きたいと思える保育園かどうか、
母親が安心して預けられる保育園かどうか
ということだと思います。

ホステスは子持ちでは難しい?

キャバクラに行くとみんなが
「彼氏いません」「結婚したこともないから子供欲しい〜」
などと必ずのように言います。

しかし、決してそうである必要もありません。

子持ちの方もいますし、既婚者もいます。

もちろん既婚者の場合は
結婚していることは隠したほうがいいでしょう。

でも、子供がいることは隠す必要はありません。

子供がいることを話すことで、
日中の電話に出なくてもお客さんは
「子供の世話で忙しいんだな」くらいにしか思いません。

きちんと後で「子供がぐずってて電話に出られなかった」
などとフォローしておけば大丈夫です!

ホステスは楽な仕事?

お酒

ホステスは確かにお金は稼げます。

子持ちでも可能で、雇ってもらいやすい仕事と言えます。

しかしホステスの仕事は本当に大変です。

お客様を掴まない限りは
時給はどんどん減っていきますしノルマもあります。

お客様を掴むには同伴やアフターも必要になってきますが、
その分子供との時間は減っていきます。

仕事中はずっとお酒を飲むし、喋りっぱなしです。

お客様のわがままにもスマートに対応できるスキルも必要になってきます。

お客様はどんなことを求めて
高いお金を払ってまでお酒を飲みに来ているのか?

という空気を読み取ることも必要になってきます。

身の回りのものにも自分の姿勢にも気をつけなくてはいけません。

お客様の情報の記録や、お誕生日のプレゼントなど、
気を使うところは多くあります。

子育ても大変な中で、このような気遣いに疲れてしまうこともあります。

子供に八つ当たりしてしまうような事があってもいけません。

このように決して楽な仕事でない事を理解した上で勤める事が大切です。

いつまでホステスできる?

時間

子持ちでホステスができるとわかっても、
いつまでもできるわけではないですよね?

保育園の時はいいですが、大きくなると
夜に面倒を見てくれる人がいなくなります。

それに子供からすると、昼は学校にいて、
帰るとママが仕事に行っちゃうなんて寂しいですよね・・・

そんな時に子供が急病になったら?
怪我でもしたら?

なんてことを考えると不安で仕事にも集中できませんしね・・・

保育園の間でも夜は仕事、昼は子供の世話と
ほとんど寝る暇なんてありません。

かなりの体力勝負になります。

そんな生活がいつまでもできるとは思えませんよね?

私は個人的にはきちんと資格を取った上で
正社員を目指す事をおすすめします。

シングルマザーのおすすめ資格

シングルマザーがホステスをやめて、
同じ水準で生活するためには
一番は「高収入」である事がポイントになってくるでしょう。

もちろん資格がなくても雇ってくれる会社はありますが、
資格があるだけで年収が倍近く変わってくる事もあります。

国家資格になると大きく給料に反映されますし、
将来の安定も大きなポイントかもしれませんね!

では年収別に見たシングルマザーがこれから取得できる国家資格TOP10をご紹介します。

1、公認会計士  年収817万円

2、税理士  年収817万円

3、社会保険労務士  年収530万円

4、看護師  年収472万円

5、准看護師 年収399万円(准看護師は国家資格には当たりません)

6、理学療法士 年収397万円

7、作業療法士 年収397万円

8、ケアマネージャー 年収367万円

9、歯科衛生士 年収340万円

10、栄養士  年収340万円

このほかにも医療事務やホームヘルパーの資格も人気のようです。

おしゃれが好きな方はネイリストの資格なんていかがでしょう?

安定収入になるまでは勤務という形をとったほうがいいでしょうが、
将来的には自宅での開業もできるという夢のある仕事でしょう。

この中にはハローワークで資格を取る事が可能なものもあります。

ハローワークでは自立支援教育訓練給付金や高等職業訓練促進給付金などの
援助を利用した資格取得を実施しています。
↓↓↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html

支援を受けながら学習する事も可能ですし、
ホステスをしながらでしたら通信教育などもおすすめできます。

ホステスをしながら日中学校に行く事は
シングルマザーには大変ですよね・・・

そもそもハローワークの給付金には所得制限があるので、
ホステスをしながらだと難しいかもしれません。

自分にあった方法で資格取得を目指し、
将来的には正社員になる事が理想なのかもしれません。

パート
シングルマザーはパート収入のみで子育ては厳しい?正社員になるための資格の取り方 シングルマザーはお金の問題は大きいです。 社員になるにも子供がいるというだけで 雇ってもらえない事も多いでしょう。 ...

まとめ

母 娘

シングルマザーで40歳、50歳までずっと
ホステスとして子育てをしてこられた方は意外に多いものです。

確かに安定はしないが、裕福な子育てはできたと言っていました。

しかし、

「ママと一緒に寝る時間が本当に貴重だった。」

「学生になってからはママに会う時間もほとんど無くて
《一緒に住む人》って感覚になってた時期もあった。」

「ママには感謝しているけど欲を言うなら
貧しくても《わたしのママ》でいて欲しかった」

とおっしゃるお子さんもいました。

裕福なことが子供の幸せなのか?
貧しくてもそばにいることが幸せなのか?

幸せの形は様々ですが、

「ホステス」という仕事は自分だけでは無く、
子供にも批判や同情の対象になること、
子供とは真逆の生活になり少なからず悲しい思いをさせてしまうこと・・・

このことを念頭に置いて、ホステスとしての働き方、
いつまで続けるのか?をしっかり考えたほうがいいでしょう。

参考までに私の場合は、基本的にお客さんをつかむために
同伴やアフター営業メールはしない!子供との時間が優先!

という仕事法を取らせていただいています。

そのため、売上バックや最低時給での給料というマイナスも出ています。

今後子供が小学校に上がるまでに就職をする予定なので、
毎日出勤する生活はクセつけるようにしています。

高収入で半月休むママなどもいますが、
そういう方は辞める気がない、
タイミングがわから無くなっているという人が多いようです。

高収入で毎日出勤する方は、短期間で早めに
水商売は切り上げるつもりで仕事をしていると聞きました。

ホステスを始めようと思っているママさん。

辞めるタイミングに悩んでいたり、
ホステスという仕事自体に悩んでいるママさん。

高収入な仕事はホステスだけではありません。

子供のためを思って出した決断がホステスだった場合、
自分を恥じないでください。

自分の目指す夢に向けてしっかり考えていきましょう。

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