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赤ちゃんの育児で寝れないのはいつまで?寝不足解消の睡眠方法をご紹介

寝れない
寝れない

子供が小さいうちは何かと睡眠不足になりがちですよね。

授乳期は言うまでもなく、
ある程度大きくなったら今度は危なくないかと目が離せなくなり、
夜泣きが始まり…寝られない日々が続きます。

昼間たっぷり遊んでぐっすり寝てくれるようになる
2、3歳くらいまではそんな状態が続くような感じです。

3年も!?と感じるかもしれませんね(笑)。

そんなに毎日毎日睡眠不足が続いたら、
身体が参ってしまう…そう思いますよね。

でも、実のところ3年なんてあっという間なんですよ。

とはいえ、ご覧くださっているあなたは、
「寝られない」という今の状況を何とかしたいわけで…。

けれど実のところ、小さな子どもを持つお母さんの身体は、
そんな状況にうまく適応できるようにできているらしいのです。

詳しく見ていきましょう。

睡眠が変わる!?お母さんの脳の神秘

睡眠

妊娠前は日中は起きていて夜眠るという
ごく一般的なサイクルで睡眠を取っていたのが、

夜中の授乳におむつ替え、やっと眠ったと思ったら
何だか分からないけれど突然目を覚まして泣かれて…と、
出産したてのお母さんはまとまった睡眠を取るのがとても難しくなります。

「子供が生まれてからいつも睡眠不足で…」
というぼやきは良く聞きますし、私もそう思いました。

けれど何と、出産後の母体は、
まとまった睡眠を取らなくてもいいように変化している!

というのです。

一日に何度か、ほんのちょっと寝るだけ…
とりあえず「こまぎれ睡眠」としましょう。

「こまぎれ睡眠」を促すホルモンの働き

ホルモン

ちょっと難しい話になりますが、
「メラトニン」と「プロラクチン」というホルモンが、
この「こまぎれ睡眠」には大きく関わっています。

メラトニンは、妊娠後期から多く分泌され、
お母さんの生体リズムを
「こまぎれ睡眠」に対応できるようコントロールします。

この作用は出産後もしばらく続きます。

プロラクチンには体内の修復作用や疲労回復作用があり、
更に母乳生成も促します。

赤ちゃんが泣けば眠っていてもすぐ目を覚ましてお世話ができ、
終わるとすぐ眠ってしまうことができるのは、
このふたつのホルモンの働きによるものなんです。

なのに、「疲労が回復しない…」「睡眠不足で…」
と疲労感を覚えてしまうのは、
「人間はまとまった時間寝ないと身体が保たない」
という常識や思い込みから来ている印象らしいのです。

特に授乳中のお母さんには、
「こまぎれ睡眠」は自然なことであり、
お世話を終わって眠った赤ちゃんの横で少し寝る…
を積み重ねるだけでも、身体はだいぶ回復します。

赤ちゃんが寝ている間に
家事や用事を済ませたい気持ちはあるでしょうけれど、
本当に身体を壊さないためには、
時々は赤ちゃんの隣で眠ってしまう方がいいようです。

そういえば私も、添い寝していて
あっという間に寝てしまったことが多々ありました。

あれもホルモンの作用だったんですね。

ホルモンの影響で、身体は「こまぎれ睡眠」に対応しています。

目が覚めると随分すっきりしているはずです。

ちまちまと寝てばかりいる自分を責めたり、
必要以上に睡眠不足だと気にしたりしないようにしてくださいね。

理想の睡眠、それはズバリ、、

お昼寝

「そうは言ってもやっぱり済ませておきたいことがあるから…」
「授乳期が終わったらどうするの?」

そんな場合は15分お昼寝してみましょう。

というのも、「昼寝には夜の睡眠の3倍の回復効果がある」そうなのです。

お布団に入ってしまうとつい何時間も寝てしまいがちなので、
おすすめなのは机やテーブルに突っ伏して寝る方法。

体勢が楽ではないので、15分ほどで自然と目が覚めます。

その他、横にならなければ、どんな姿勢でもいいようです。

寝やすい姿勢を見つけてください。

もちろん、寝過ぎは夜の不眠につながる可能性があるので要注意ですよ。

心配ならばタイマーをかけておきましょう。

夜は、お風呂上がりに軽いストレッチをすると
安眠効果が期待できます。

そして、家事はちょっとだけ手抜きをして、
休めるときはきっちりと休みましょう。

おわりに

子供が大きくなればだんだんと
「こまぎれ睡眠」は必要なくなってきます。

まとまった睡眠が取れるようになれば、
精神的な思い込みも改善され、眠りの質も良くなるでしょう。

それでも「疲れたなあ」と思うときは、
お子さんと一緒に少しだけお昼寝したり、
一緒に早く就寝したりして、
上手に身体の疲れを取ってくださいね。

最初にお話ししましたが、子供が小さい頃の3年なんて
過ぎてしまえば本当にあっという間です。

5年も過ぎた頃には、
「あの頃は睡眠不足で本当にきつかった…」
という状態すら覚えていないかもしれませんよ(笑)。

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