生活・暮らし

育児のやる気が出ないママはこの記事を読んでみてください

やる気が出ない

この記事にたどり着いたあなたは、
日々の育児に疲れてやる気を失い、
どうしたらやる気を取り戻せるかの答えを求めているお母さんでしょうか。

だとしたら、この記事は恐らくお役に立てません。

今回は、「育児にやる気の出ない私」を
「認め」「受け入れ」「許す」話
だからです。

「え?」と気になったお母さんは、どうぞしばらくお付き合いください。

あらゆることに疲れはつきもの

走る

ずっと走っていると疲れてしまいます。
ずっと立っていると疲れてしまいます。
ずっと話していると疲れてしまいます。
ずっと育児していると疲れてしまいます。

走って疲れているのなら止まればいい、
けれど育児には小休止なんてありません。

それは子供が完全に自立するまでは、
あるいはその後も、どうしようもないことです。

「育児疲れ」なんて言うと
まるで怠け者みたいに聞こえるかもしれませんが、
育児だって疲れるんです。

だって、人を育てているんですよ!

ひとつの生命を育み、見守り、手をかけ、支え、更に心も育てる…

あまりにも日常的すぎて見逃されがちですが、これは大変な偉業です。

これだけの大事業、ときに自分の心が
すり減ってしまうこともあるでしょう。

まして子供なんて、これほど思い通りにならないものもない
といっても過言ではありません。

あなたがどんなに子供の将来を案じても、
子供には今しか見えません。

そこに軋轢が生じるのは至極自然なことです。

「疲れちゃった」のは、これまで頑張って走ってきた証。

ここまであなたは良く頑張ったんです。
認めてあげてください。

今の自分を受け入れること

受け入れる

「私は疲れてる」と思えたら、次の段階です。

あなたは頑張って料理を作り家族に振る舞います。

でも家族が黙々とただ食べていたらどう思いますか?

「おいしくないのかな…?」と不安にはなりませんか?

逆に、「これおいしいね!」と言ってもらえたら、
それだけでかけた手間のすべてが報われた気になりませんか?

あなたの努力が受け入れられた瞬間です。

あなたは日々育児を頑張っています。

子供がうっかりジュースの入ったコップを倒してしまいました。

思わず叱ってしまいましたが、後悔しました。

「ごめんね」と、怒られて泣いている子供を抱きしめました。

失敗した子供を受け入れたんです。

世の中は、受け入れられたい人であふれています。

あなたも、妻として、母として、娘として、嫁として、
受け入れられたいと思っているのではないでしょうか。

逆に、こうした関係性の中で、
周りの人を受け入れたいと思っているのではないでしょうか。

けれど、一番先に受け入れなければならないのは、他ならぬあなた自身です。

頑張っているのなら、頑張っている自分を。
疲れているのなら、疲れている自分を。
怒っているのなら、怒っている自分を。
泣きたいのなら、泣きたい自分を。

どうぞ、受け入れてあげてください。

「許す」ことの難しさと大切さ

許す

こうして「疲れた私」はあなたに認められ、受け入れられました。

最後に、そんな自分を許してあげましょう。

「許す」ことはとても難しい…
それはあなたが一番、日々の暮らしの中で
感じていることではないでしょうか。

子供のちょっとした悪戯を許せなかったり、
休みに昼まで寝ている夫を許せなかったりすることもあると思います。

けれど、あなたはそれを最終的には「許す」ことができているはずです。

それは、相手から与えられるストレス以上に、
相手への愛情や慈悲を感じているからです。

それはとても高度な感情です。

その感情を、今は自分へ向けてください。

自分を許せないまま前へ進み続ければ、
いつか必ず責任感や義務感に押しつぶされてしまいます。

そうなる前に、「こんな私でもいいんだ。うん、許す」と
自分の心をシフトしてあげましょう。

たとえしぶしぶであってもいいんです。

「許す」という行為そのものが大切です。

おわりに

リフレッシュ

洗濯物が溜まったり、
部屋が散らかっていたり、
夫が協力的でなかったり、
子供が反抗期だったり。

あなたのやる気を削ぐ状況はいくつも挙げられます。

けれど、思い通りにならないことを
無理に思い通りにしようとしたところで疲れるだけです。

逆に、あなたが誰かの思い通りになろうとすることも、疲れを呼ぶだけです。

その「誰か」は、実はあなたの理想とするあなたなんです。

自分に抱く理想と現実とのギャップが、
あなたのやる気をもっとも削いでいくんです。

いつだって優しくてニコニコしていて、
健康で、家事も育児も文句ひとつ言わず完璧にこなし、
やりくり上手で家計も毎月大幅黒字、
綺麗におしゃれをして、優雅に暮らしている。

言っておきますけどそんな人いませんからね(笑)。

あなたは大丈夫。
それでいいんです。

今日はゆっくり休んで、明日からまた少しずつ歩き出しましょう。

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