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育児中の携帯電話が子供に与える影響とは?ながらスマホやSNSを続けていると、、

育児 携帯
育児 携帯

スマートフォンが普及してから数年が経ちます。

今や小学生や中学生までスマートフォン、という家庭もあるようです。

LINEやtwitter、Facebookなどの
ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)も充実し、
それらを活用してたくさんの繋がりが出来ているという人も多いでしょう。

無料のゲームアプリなどもいろいろ出ています。

ポケモンGOなどは社会現象にまで発展し、
夢中になりすぎて事故を起こしたり怪我をしたりする人も出ました。

かくいう私も、一頃はtwitter廃人でした(笑)。

twitterのタイムラインって、
気になりだすとどうしても確認したくなりますよね。

子供はもう学校に行き始めていた頃のことですので、
子供がいない間は、話題を見逃すまいと
ほとんどタイムラインを監視していました(笑)。

あなたは育児中、携帯電話をどうしていますか?

携帯電話と、育児中のお母さんとの関係について考えてみます。

「ながらスマホ」がNGなわけ

離乳食 スマホ

料理をしながら…授乳をしながら…離乳食を食べさせる間に…と、
ほんのちょっとの時間すら利用して
スマートフォンを使っている方はいませんか?

そうした「ながらスマホ」は、
特に小さな子の育児中は控えた方がいいでしょう。

大人同士でさえ、誰かとふたりでいるときに片方が、
あるいはふたりともスマホばかりいじっていたら、
顔を合わせる意味すらありませんよね。

発育途中の子供であればなお、
もっと濃密なコミュニケーションが求められます。

たとえば授乳中。

膝の上に抱いた赤ちゃんを片手で支えて母乳を吸わせ、
空いた手でスマホ…なんてこと、ありませんか?

生まれたばかりの赤ちゃんは視力が弱く、
ものがあまり良く見えません。

そんな赤ちゃんにもお母さんの顔が良く見えるのが、
実は授乳中の顔の距離なんだそうです。

赤ちゃんが母乳を吸いながら目を開けると、
そこにお母さんの顔が見えます。

そのときお母さんが見つめ返していなかったら…
コミュニケーションどころではありませんよね。

授乳中はスマホを置いて、
抱き上げている我が子を見つめ返してあげてください。

母性本能が刺激され、母乳の出が良くなるかもしれませんよ。

その後子供が大きくなってくると、
お母さんがスマホに夢中になっている間に
様々な事故が起きる可能性が高くなります。

四六時中子供を見つめていろとはもちろん言いませんが、
完全に子供から目を離した状態が長く続けば、
退屈した子供はいろいろなものに手を出そうとするでしょう。

きちんと目を離さずにいれば、
未然に防げたかもしれない事故が起きてしまうことだってあるのです。

それに、何かを話しかけても
画面から目を離さず適当な相槌を打っているお母さんに、
子供は近寄りたいでしょうか。

そうやっていつもスマートフォンで遊んでばかりいるお母さんを、
子供はどう見るでしょうか。

それは子供の発育に、どんな影響があるでしょうか。

あまり想像したくない結果になる可能性は非常に高そうですよね。

「SNS疲れ」が子供に及ぼす悪影響

SNS疲れ

多くの人と繋がりを持ち、非常に速いスピードで進行する
コミュニケーションがかわされるSNSでは、

「あっリプライが来てる、返信しなきゃ」
「あっあの人がFacebookに写真あげてる、『いいね!』押さなくちゃ」

なんていうことが頻繁に発生します。

そうしためまぐるしいコミュニケーションを取ることや、
それについていけず逆に孤独感を感じてしまうことを、「SNS疲れ」と呼びます。

流れに乗り遅れまいと必死でもがき、
そんな自分を「一体何やってるんだろ…」
と思いながら変えることができない…

バーチャルの世界でエネルギーを費やしすぎてしまった結果
「SNS疲れ」に陥り、リアルの側ではコミュニケーションが
おざなりになってしまうことがあります。

特に子供は濃密なコミュニケーションを望みますし、
それが発育にとても重要です。

バーチャルの世界でのコミュニケーションに疲れたお母さんに、
果たしてより身近なリアルのコミュニケーションを
きちんと取ることができるでしょうか。

疲れてしまったらほんのしばらくSNSから離れて、
子供の相手をしてあげませんか。

子供がお母さんを熱心に求めるのは、ほんの数年のことです。

目先の楽しさや変な義務感にとらわれて、
どうしてもSNSに貼り付く習慣が抜けないのならば、
思い切って一旦全部、あるいは一部やめてしまうのもひとつの手です。

最初は喪失感や焦燥感が大きいかもしれませんが、
すぐにそうしたもののない生活に慣れてきて、解放感が得られますよ。

おわりに

女性は男性よりコミュニケーション能力が高く、
また自己承認欲求が強いと言われます。

そんな女性にとってSNSは非常に魅力的な存在です。

ゲームアプリにも面白いものがたくさんあります。

ですが、特に育児中はそれに夢中になりすぎるのは考えものです。

液晶画面から目を上げて、可愛い盛りの子供を、もっと見つめてあげましょう。

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