![読書](https://k0s0date.com/wp-content/uploads/2016/12/reading.jpg)
子供が生まれるまではよく本を読んでいたけど、
今はそれどころじゃなくて…というお母さんは多いと思います。
子供が小さいうちは本当に目が離せませんからね。
けれど読書は心を豊かにしてくれますし、
育児のストレスをやわらげてくれる力もあると思うんです。
それに、よく言われるように、「子供は親の背を見て育つ」んです。
子供を本好きにしたかったら、まずは自分が本を手に取りましょう。
▼目次(クリックで見出しへジャンプ)
選ぶ本を考える
![本](https://k0s0date.com/wp-content/uploads/2016/12/book.jpg)
まずは手軽なところから
難解な長編小説…伏線の張り巡らされたミステリー小説…。
読んでみたいけど今はちょっと無理、ですよね。
ちょっと本から離れている間に
「どこまで読んだっけ?今どういう展開だったっけ?」
ってなるのは目に見えています。
せめてキリのいいところで読んであればいいのですが、
チャプターの途中で子供がお昼寝から覚めちゃった、
なんてこと、ザラですもんね。
「今いいところなのにー」も、しばしば起きる現象です。
そこで、育児中は、短編小説集をおすすめしたいと思います。
スキマ時間にさっと読めますし、設定が複雑でなく、
かつ登場人物も少ないことが多いので、
万一読みさしになってしまってもあまり影響はありません。
一話完結型のシリーズ小説もいいでしょう。
育児書
お手元に一冊くらいはあるのではないでしょうか。
文章が平易ですし、共感しながら読めるという点がいいですね。
読みかけになってしまってもあまり困りません。
ただ、月齢や年齢ごとにできるようになること、
のようなセクションを読んで気にする方にはあまりおすすめできません。
育児の気分転換に読むはずが、
逆にストレスになってしまっては意味がありませんからね。
●シングルマザーの私がオススメする子育て本3選!育児本を読むメリット・デメリットとは?
自己啓発本
いわゆる「意識高い系」ですね。
あまり壮大なテーマの本は選ばず、
身近でちょっと気になることをテーマにしている本がいいと思います。
この手の本は読んだだけだけで意識が高くなったような気がして、
あれこれ読んでしまいがちですが、本来は本の中に書いてあることを
ひとつでもふたつでも実践することが肝心です。
ですから、ただ何冊も乱読するのではなく、
今の自分を導いてくれそうな一冊を選びましょう。
ツールも工夫する
![タブレット](https://k0s0date.com/wp-content/uploads/2016/12/tablet.jpg)
タブレット端末で読むのもひとつの手です。
スマホでもいいのですが、
画面が小さいため読みづらいかもしれません。
紙媒体の本はページをめくる際に
どうしても両手を使わなければいけませんが、
タブレット端末なら片手でめくれますし、
読みかけのページをすぐ表示してくれます。
膝の上で子供が眠ってしまっても、
片手で抱いたまま読むことができます。
近年の電子書籍の普及によって、読める本はとても増えています。
たくさん読みたい方は、
定額制の読み放題サービスを利用してもいいでしょう。
図書館を活用する
![子育て 本](https://k0s0date.com/wp-content/uploads/2016/11/ikujibook.jpg)
「やっぱり紙媒体じゃないと」
というこだわりのある方は、図書館が便利です。
子供に借りる絵本を選ばせている間、
読みたい本を探してみましょう。
キッズスペースのある図書館もあるので、
そういったところで遊ばせておくのもいいですね。
普段読まないような本でも、
タイトルが気になって読んでみたら面白かった、
なんていう新たな出会いがあるかもしれません。
読み終えたら返すので、家の中が本だらけに…
ということもありません。
返却期限は守りましょう。
自分が読書する姿を見せよう
子供に本好きになって欲しいと思うお母さんは多いと思います。
でも、「本を読みなさい」と言っているお母さんが
スマホゲームに夢中だったら、何の説得力もありませんよね。
お母さんが楽しげに読書しているのを見て、
「本ってそんなに面白いのかな」と思ってもらえたらしめたものです。
本屋さんや図書館に連れて行って、自由に本を選ばせてあげてください。
「これにしなさい」と強要するのはNG。
つまらない本はすぐ読むのをやめる
![つまらない](https://k0s0date.com/wp-content/uploads/2016/12/boring.jpg)
本はけして最後まで読まなければいけないものではありません。
つまらない本を無理に読むのは苦痛です。
自分の読解力が足りないのではなく、単に感性が合わないのです。
似合わない服を無理に着る必要がないように、
読みづらい本をいつまで読んでいても頭には入らないし時間の無駄です。
ただでさえ育児が忙しいのに、
貴重な時間を苦痛なことで浪費するべきではありません。
潔く手放しましょう。
おわりに
読書は育児という現実にどっぷり浸っている心を
束の間解放してくれるものです。
たまには非現実的な世界に飛び込んで、
貴重な時間を心ゆくまで楽しみましょう!