「英語って難しいなぁ・・でも子供に勉強させたほうがいいのかなぁ?」
そう思った方は少なくないんじゃないでしょうか?
ですが、最近よく小学校教育でも新聞記事になるほど取りざたされている英語教育。
外国語大学で英語教育について学び、現在5歳と2歳の子供の育児をしている私が、なぜ早期学習が必要なのかをお教えしたいと思います♪
英語を教えるのは早いほうがいいの?
小さいお子さんってなんでもすぐに覚えますよね?
「若い頃はすぐに覚えられたのに」とよく祖母が言っていた言葉のように、物事を覚えるのは若い方が早いんです!
飲み込みが早いというだけでなく、他に予備知識がないので、A=Bのように理由や意味を考えるまでに覚えてしまうんです。
三つ子の魂百までとはよく言いますが、その通りで、一度覚えたことは忘れることがないとも言います。
これを踏まえて、英語に限らず私たちの伝達手段として毎日使っている言語を小さい頃から教える方が身に付くと考えられています。
語学ではなく慣習として身に付ける!
身近に感じられれば感じられるほどその言葉が当たり前になるっていう経験をしたことはありませんか?
もっと簡単に言うと、いつもお買い物に行くお店の歌!
知らず知らずのうちにお子さんが覚えて歌っていることってないですか?
2歳になるうちの子も、毎日も行っていないはずのにいつの間にかよく行くお店の歌を歌っているんです!
とってもびっくりしましたよ!
でも、これが慣れによる受動学習というものなんです!
大人にも言えることですが、就学前のお子さんの耳や脳はとっても早く吸収することが出来るため、小さい頃からの英語学習が大切だと考えられているんですよ♪
フレーズを使った英語教育法
「フレーズって何?」って思いませんか?
英語や日本語とか言語の上で言うフレーズは、つまり慣用句や決まり文句のことです。
ほら、キャッチフレーズとかよく聞いたことはありませんか?
「郷に入っては郷に従え」など、ことわざもそのうちのひとつですね♪
では、なぜそのフレーズが重要なのか!それを少しご紹介しましょう!
とっても覚えやすいのが特徴!
「最近あの言葉をよく聞くね!」ってママ友の間で話題になることってありませんか?
何気なくテレビを付けながら夕飯の支度をしていたら、またこれか!っていう言葉!
例えば、そう、芸人さんのネタって自然と耳に残りませんか?
それをお子さんは楽しそうに口ずさんでいる・・そんなことも保育園や幼稚園に行く年頃になると覚えてきたリしますよね(笑)
これがフレーズによる英語の習得にもおなじことが言える理由です!
言い回しで使う言葉にも違いが!
例えば、cakeという単語。
これひとつだと日本語ではケーキと訳しますよね?
でも、英語のフレーズの中に”a piece of cake“ という言葉があります。
これを辞書で調べると・・
http://ejje.weblio.jp/content/a+piece+of+cake
ケーキ一切れという意味もありますね(笑)
でも、そのほかに「たやすいこと」とか「楽なこと」という意味もあります。
普通、「ケーキ一切れ」と日本語で聞いてもケーキ屋さんが頭に浮かぶくらいで意味が分からないでしょ?
日本語で言うところの「朝飯前」という表現ですね♪
ここまで、全てを理解するのにあなたはどれだけかかりましたか?
フレーズで理解して覚えていくと瞬間的に何を意味した言葉なのかを理解することが出来るんです♪
楽しく英語を学ばせるコツ5選
どうせ英語を学ばせるなら、楽しく覚えてほしい!
そう思いませんか?
もちろん英語に限ったことではありませんが、勉強と名の付くものは苦手の文字が浮かぶと自然と腰が引けてしまうものじゃないですか?
自分から学んでいくことで楽しさはもちろん!理解もしやすいということをご存知でしょうか?
好きこそものの上手なれ
この言葉のように、お子さんに英語を好きになって自分から勉強していってもらいましょ♪
疑問を持つことで新しいことを知るきっかけに!
日本語でも、お子さんって「これ何?」ってよく聞いてきませんか?
大人になるとなかなか聞けないことでもちゃんと疑問を持って正解を探していく。
これって、実はとっても大切なことなんですよ!
疑問に思えば答えを知りたくなるのが人の性。
疑問に思うことでしっかりと自分の中にその言葉がインプットされるんです。
知っていて当たり前のことや物でも、お母さんも一緒に英語ではこう言うのだと辞書で勉強してみませんか?
「これ何?」から始まる学びをしっかりサポートしてあげてくださいね。
寝るときの子守歌でも英語の歌を
夜、もしくはお昼寝の時に子守歌を歌ってあげていますか?
私は大体決まって歌っていますよ。
この子守歌、実はお子さんにとったらとても気持ちよく眠りに付けるものだそうですよ。
大好きなお母さんが自分にだけ優しい声で歌ってくれるんですから!
この子守歌、歌いながら寝かしつけていると2歳くらいになると自分でも歌ったりしませんか?
もちろん、上手だとか、ちゃんと歌詞になっているとかは別として、お子さんの頭の中にはしっかりと記憶されているんですよ。
この聞いていて安心できる子守歌を一度英語の歌にしてみてはいかがですか?
最近の流行りの歌ではなく、童謡で聞いたことのある『大きな古時計』や『アメイジンググレイス』といった、一度は聞いたことのある歌をお母さんも覚えてお子さんに歌ってあげてください。
聞き流すだけで英語が身に付くという噂の英会話習得方法と同じ原理ですよ♪
上で挙げている「いつの間にかお店で流れている歌を歌っている」という不思議現象を上手く活用してあげてください(笑)
絵本も英語で楽しもう!
難しい!なんて思った人!
心配は不要です。
例えば果物の絵が描いている絵本に英語の単語が書いてあるもの。
これをまず探してみて下さい。
とっても簡単なものですが、これからまず始めていきます!
簡単な物の名前でも、「これ知ってる!」と自慢げに目をキラキラさせながら教えてくれる。
日常でもよく見られる光景ですが、これも英語を利用してお子さんを小さな英語博士にしてみませんか?
子供向けの英語のテレビも活用して
ディズニーの子供向け英会話教材って最近よく見かけませんか?
月額で教材を購読して学習するという通信教育のひとつです。
お金をかけるからには!と意気込んで始める人もいるかもしれませんが、本当にこれで良いの?とか、こんなに本格的にはまだ始めなくても良いかな?と思う人も中にはいらっしゃいますよね?
そういう人には気軽にテレビでお子さんに英語に触れさせる機会を作ってみてはいかがですか?
とっても簡単!NHKの教育テレビでお子さんに「おかあさんといっしょ」を見せているなら、その延長で「えいごであそぼ」という番組が始まります♪
学習の一環とはあまり考えず、お子さんが興味を持つことを優先に見せてあげてみて下さい♪
英語の歌で体を動かそう!
音楽に合わせてノリノリで体を動かすお子さんを見たことがありますか?
私の2歳になる息子も、テレビでしている体操に合わせて踊るだけではなく、映像がなくても音楽に合わせて体を楽しそうに動かすんですよ♪
リズムに乗って元気に手足を動かして、身体で音楽を覚えようとしているかのようです(笑)
まだ「英語って何?」という年齢ですが、それが日本語であっても英語であっても『この歌』というのはわかるようで、音楽が変わると微妙にダンスの仕方が変わります(笑)
本当に違いがわかるのかと疑問に思って見ていると、テレビで流れている歌と同じ歌を歌の流れるおもちゃを取り出してきて流すんですよ!
これって、ちゃんとどれがどの歌か理解しているってことですよね?
今はまだ判断するくらいしか出来なくても体全身を使って元気いっぱいに覚えていくんだと思うと面白いものですよね☆彡
まとめ
- 英語を教えるなら早いほうが身に着きやすい
- フレーズを使うことで覚えやすくなる
- 楽しく学ばせるためには疑問・歌・絵本・テレビ・ダンスを活用
いかがでしたか?
幼児を対象とした英語教育が大々的に日本でも取り扱われるようになった時代。
まだ小さいからと無関心ではいられないかもしれないですよ?
お母さんも今日からお子さんと一緒に英語の学習をしていってみませんか?
『好きこそものの上手なれ』この言葉を忘れずに、楽しく英語に触れる機会を作ってあげてくださいね♪