美容・健康

育児で痩せるのはストレス・母乳が原因?ダイエットに活かすには?

育児 痩せる
育児 痩せる

妊娠中、体重が増えてしまった…
というお母さんも多いかと思います。

それが出産後なかなか戻らないことで
悩まれる方もいらっしゃるでしょうが、
逆に妊娠前より体重が落ちていってしまうという、
もしかしたら少しうらやましい(?)かもしれないお母さんもいます。

普通に食べているつもりなのに痩せていく場合、
いったい身体の中では何が起こっているのでしょう?

生命の神秘!?母乳育児

母乳

体重がみるみる落ちていく…

原因として一番に思い当たるのは、「母乳育児」
お母さんがもっとも痩せやすい時期です。

母乳はお母さんの身体の中、正確には乳房で作られます。

原料はもちろん、お母さんが食べたもの
(正確には、その結果作られた血液)。

もともと食が細い方や、
妊娠中体重が増えすぎないようにと
意識して食事を制限していてそれに慣れてしまった方、
「赤ちゃんにいい母乳をあげなきゃ」と、
バランスの良い食事を心がけている方、
産後太りを防ぐために意識的に食事量を減らしていたりする方は、
母乳をあげることでみるみる痩せていきます。

インプットよりアウトプットの方が多ければ、当たり前のことですよね。

特に母乳の出の良い方はそれが顕著です。

母乳の出が良すぎて、
乳腺が詰まる「乳腺炎」にかかってしまうような方は、
搾乳して捨てるように指導されることもあります。

何かもったいない気もしますが(笑)、
乳腺炎にかかると乳房が熱を持ったり、
張って痛くなったりするだけではなく、
赤ちゃんに新鮮な母乳を与えることが難しくなるので、
搾乳→処分をすすめられるのです。

更に、乳腺炎は脂っこいものを食べたりして起きることもありますので、
そういうものを控えた結果更に体重が落ちていくのは想像に難くないでしょう。

私は妊娠中にほとんど体重が増えなかったのですが、
授乳期には更に体重が落ち、人生で一番痩せていました。

あの頃が懐かしい(笑)。

産後の体重に戻したいお母さん、
更に痩せたいお母さん、頑張ってください。

ミルク育児の方は、くれぐれも母乳育児のお母さんと
同じ量を食べないように心がけましょう。

子供が動き回るようになったら

活発

やがて子供は母乳を卒業し、活発に動き回るようになります。

母乳育児中のときほどではなくても、
まだ体重が緩やかに落ちているとしたら、
それは多分、ゆっくり食事ができていないせいでしょう。

まだまだ手と目が離せない時期ですから、
寝ているすきに、それともおもちゃで遊んでいるうちに、
とりあえずその辺にあるものをぱぱっと食べて
済ませたりしているのではないでしょうか。

その「ぱぱっと」がお菓子などでなければ、
体重はまだ落ち続けます。

子供の離乳食を取り分ける目的で
栄養バランスや薄味を意識して献立を作っている方も、
痩せていくとはいかなくても太っていくことはないでしょう。

子供がまた一歩成長し、
とことこと走り出したりするようになると、
追いかけたり、お散歩をしたり、
一緒に公園で遊んであげたりすることが自然と運動になり、
そこで体重が落ちていくお母さんもいるようです。

痩せたいお母さんはどんどん公園に出かけ、
どんどん遊びに付き合ってあげてください。

年齢とともに代謝は下がる

堕落

しかし、女性の身体は30歳を越えたあたりから
急速に痩せにくくなります。

動いていなくても内臓や筋肉で消費されるカロリー、
いわゆる「基礎代謝」が落ちていくためです。

多くのお母さんは、子供がやっと少し手が離れたところでこの時期を迎えます。

この時期になると痩せるのは難しくなり、
子供と一緒にお菓子を食べたり、
幼稚園や保育園に入れたことで
外で体を動かす習慣がなくなってしまったりといった行動が、
顕著に体重計の数値に現れます。

「食べる量は変わってないのに」という方は、
一度食べたものとその重さをすべて記録してみてください。

数日記録していくと、思ったより
いろいろなものをたくさん食べていることが分かります。

体重が落ちづらくなった方、生活習慣を見直してみてください。

これらのことに思い当たる節がない、
特にダイエットもしていない、
なのに体重が落ちていく…
という場合は、何かの病気が隠れているかもしれません。

健康診断などを積極的に受け、不調がないかどうか調べておきましょう。

早期発見早期治療が肝心です。

おわりに

女性の身体は月経、妊娠、出産、育児などで大きな変化を迎えます。

ホルモンのバランスも男性に比べて大きく変動します。

痩せやすい時期を過ぎてしまっても、
月経のリズムによって「痩せ期」も存在しますので、うまく活用してください。

「あのときはあんなに痩せてたのに…」と後悔する前に、
育児中痩せていた自分をキープしましょう。

残念ながら体重が増えてしまった方、
ウォーキングなどの軽い有酸素運動は、
ダイエットにも適していますし、
いい気分転換にもなってくれますよ。

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