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育児で3歳は鬼門?反抗期のイライラ・わがままの悩みを乗り切る5つのテクニック

育児 3歳
育児 3歳

3歳。

それは親なら絶対避けて通れない第一次反抗期
いわゆる「イヤイヤ期」まっただなか。

「悪魔の3歳」という言葉まであるほどです。

「これいや!」「それいや!」「あれもいや!」
「なんだかわからないけどいや!」
…どれだけいやなのかと(笑)。

同時に、「自分でやる!」が特に多いのもまたこの頃。

当然、子供のかんしゃくをもろにぶつけられる側は
たまったものではありません。

イライラして思わずきつい言葉をかけてしまうときもありますよね。

何故3歳は「悪魔の3歳」と呼ばれるのか、
そしてその対処法について考えてみます。

3歳ってどんな時期…?

泣く

2歳より身体が大きくなって体力もつき、
言葉数も増え、着替えや飲食など、
身の回りでできることも少しずつ増えてきます。

お友達と上手に遊べるようになってくるのもこの頃。

だけど、まだできないことや失敗することが多いのもまた確か。

好奇心が芽生え、それを抑えきれない年齢でもあります。

同時に、心に抱える感情をうまく言葉にできないもどかしさも。

そんな感情が優先するため、
理解力の高まった4歳児のように
言葉で言い聞かせたり我慢するようしつけることもまだ難しい…。

親がイライラする以上に、
「うまくできない」「うまく表現できない」状態に
フラストレーションを抱えている年頃
です。

それを踏まえて、対処法を考えてみましょう。

3歳育児のテクニック5つ

時間に余裕を持つ

時間
出かける前の着替え中に
「それは着たくない!」「それもやだ!」
…服選びに時間がかかることはしばしばあります。

服を着るのにも見ている方がもどかしいくらい時間がかかります。

それを何とか乗り越え、いざ玄関にたどり着いてみれば、
今度は「自分でやる!」と必死に靴を履き出す
…これもまた時間がないときには困りもの。

でも、時間に余裕があれば、
そのイライラにイライラで対抗せず、
ゆっくり付き合ってあげることができます。

「いや!」「自分で!」というのは、
説明するまでもなく自分らしい価値観や自立心の芽生えですから、
なるべく根気強く見守ってあげましょう。

そして、無事にできたときには思い切り褒めてあげることも大切です。

子供の気を逸らす

騒がれたり泣かれたりすると、
それを何とかしようと焦ってしまいますよね。

公共の場では周囲が気になってつい強い言葉をかけて、
更に泣かれてしまうことも…(笑)。

公共の場で泣かれたら場所を移動する、
景色などを見せて気分を変えてあげる、
お気に入りのおもちゃや本を取り出す、などなど、
子供の気を上手に逸らす技をいくつか持っておきましょう。

おうちの中では、外出時に使えそうなテクニックを探しつつ、
粘り強くつきあってあげてください。

一時保育やファミリーサポートを利用する

一時保育

3歳ともなればもうすぐ幼稚園。

お友達の作り方を学ぶ貴重な時期です。

お母さんのイヤイヤ疲れがピークに達しそうになったら、
保育園の一時保育や、自治体が推進している
ファミリーサポートを利用するのもひとつの手です。

ひとりでゆっくり買い物をしたり、
ヘアサロンに行ったりしてリフレッシュしてきましょう。

休日にお父さんにお願いしてしまうのもあり。

くれぐれも無理は禁物。

「イヤイヤ期の子供を預けるなんて大丈夫かな…」
なんて心配せず、たまにはゆっくり楽しみましょう。

ママ友を作る

ママ友
同じ年頃の子を連れたお母さんに、
思い切って話しかけてみましょう。

同じ年頃ならではの悩みを打ち明け合って
ストレスを解消したり、共感し合ったりすることで、

「うちだけじゃないんだ」
「うちより大変なところもあるんだ」

と気持ちが楽になります。

また、自分のところより子供が年上のお母さんからは、
経験に即した貴重なアドバイスが聞けたりします。

「自分から声をかけるのは…」という内気なお母さんは、
子供たちが一緒に遊び始めたらチャンス。

挨拶をして、「うちの子と同じくらいですよね?」
と子供の年齢の話から入っていきましょう。

…と言っている私はこれもできませんでしたが、
もっと勇気を持てば良かったと正直後悔しています(笑)。

自分を批判しすぎない

自己否定
「早くしなさい!」「もう勝手にしなさい!」
などときつく言ってしまって、後悔することって
この時期は決して少なくありません。

子供の自立心や自尊心を傷つけてしまったかも…
と自分を責めるのはやめましょう。

「悪魔の3歳」なんて言葉ができるくらい、
それは「良くあること」なのです。

つい怒ってしまった後は
たっぷり抱き締めてフォローしてあげてください。

おわりに

「悪魔の3歳」育児について、
いくつか対処法をご紹介しましたが、
究極の技としては「こういう時期なんだから仕方ない」と、
いい意味で諦めてしまうこと。

時間をかけて辛抱強く付き合い、
またときには言い聞かせていきましょう。

「悪魔の3歳」は、同時に可愛い盛りでもあります。

過ぎてしまえばあっという間。

いつかきっと笑い話にできますよ。

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