汗をかく時期になると毎日のように「かゆい!かゆい!」
そう言ってお子さんが首やひじの内側をガシガシと掻き始める・・
そんな光景を目にしたことはありませんか?
我が家でも暑い夏の時期になると決まって痒いかゆいと訴えてきます。
そんな夏のお子さんの代名詞とも呼べるあせも、出来るならならせたくないし、早く治してあげたいですよね!
そこで!
お子さんのあせもに関するあれこれ!を色々ご紹介していきます♪
▼目次(クリックで見出しへジャンプ)
あせもって何?
汗をたくさんかいたあと、あまり拭きもせずに放置しておくといつの間にか汗をかいた部分がかゆい!
そしてよく見るといつの間にか変なブツブツが!
そう、それがあせもです。
『汗疹(かんしん)』と漢字で書くところを見ると、汗に伴う湿疹であると思う方がほとんどではないでしょうか?
ですが、実はあせもは湿疹の一種ではないんです!
簡単に区別をすると、湿疹には何らかの変化が時間の経過とともに現れますが、あせもにはそのような時間の経過に伴う変化がありません。
また、汗が皮膚の表面を覆ってしまうことで、本来は後から出てくるはずの汗が皮膚の外に出られずに皮膚の中にこもってしまうことで炎症ができた状態。
この炎症のことをあせもと呼びます。
あせもを放っておくとどうなる?
あせもを放っておくと、かゆいかゆい!とかき過ぎてしまうことってお子さんならよくあることですよね・・
その出来てしまったあせも!
あなたならどうしますか?
あせもを放っておいても大人ならある程度のかゆみには我慢できますが、お子さんならついついかいちゃいますよね・・
かゆみに我慢できず、かきすぎちゃうとその炎症部分が化膿してきたり、かきこわすことでとびひになってしまうことがあります。
化膿はよくお分かりかと思いますが、『とびひ』って何かご存知ですか?
『とびひ』とは、水ぶくれなどの炎症が出来ているところをかいた手で体の他の部分もかいてしまうと、手に付いた細菌がうつってしまい、同じ炎症が正常な皮膚にも新たに炎症が出来てしまうという伝染する皮膚の病気のことです。
病院に行くと『伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)』という診断名が付けられます。
平たく言うと、悪化します!
なので、お子さんのあせもは放っておかないでください!
あせもができる原因は?
あせもが出来る原因は、基本的には汗をかいた後に拭いたり水で洗い流したりせず放置・・
なんてことはありませんか?
まさにソレ!
それがあせもが出来る最大の原因です!
汗をかいたのに放置してしまうと、汗によってふさがれてしまった汗の出口である汗管から汗が出ることが出来なくなってしまいます!
その結果、汗が汗管から皮膚の中ににじみ出てしまい、あせもという炎症になってしまうんです。
その他、蒸し暑い日に衣服の着用が原因で蒸れてしまい、結果汗で皮膚の表面が覆われている状態になります。
そうすると、同じように汗の出口がなくなってしまい・・
皮膚の表面を汗が出られるようにしておかないと、特にお子さんの場合は予想以上に汗をかいていることが多いのであせもになる可能性が高いですね!
あせもができやすい場所
あせもが出来やすい場所!
それは、主に皮膚と皮膚がくっつく可能性の高い場所や、よく汗をかく場所です!
皮膚と皮膚がくっつく可能性のある場所、代表的な場所と言えば肘の関節の内側や膝の関節の内側、また小さいお子さんならば手首の関節の内側が挙げられます。
皮膚と皮膚がくっついている時間が長ければ長いほど汗が逃げられずにその場所に留まることになるためあせもになりやすいです。
また、汗をよくかく場所というとは人によって異なりますが、お子さんであれば代謝がとても良いので全身で汗をかくわ・・なんてことも・・
ですが、基本的には大人と同じく首や背中が該当します。
私も実践!あせもの予防策4選
何事にも予防が大切!
あせももちょっとしたことで予防出来ちゃんですよ♪
私もよくしているあせもの予防法をご紹介したいと思います☆彡
汗をかかさない
汗をかくからあせもは出来ます。
ならば、汗をかかさないということもひとつの対策!
ご家庭の室内温度をエアコンで調節し、あまり汗をかかない環境を作ってあげてください。
こまめに着替えさせる
「汗をかいたら拭く」そんな当たり前のことでも、なかなかお子さんには出来ないことですよね?
それならば、背中を触ってみて汗をかいているかどうかを確認してみてください。
そして、汗をかいていたら着替えさせてあげてください。
ママが着替えさせることが出来るのならば、その時に水で濡らしたタオルでさっと体えお拭いてあげることが出来たら完璧☆彡
それが無理ならば、エアコンをつけていない部屋限定ですが、少しの間服を着せずにそのまま遊ばせてあげてください。
皮膚が乾くことが大切です。
汗を流してあげる
プールでも、シャワーでも何でも良いです♪
たくさんかいた汗を水で洗い流してあげてください。
保育園や幼稚園であせもになっているとプールはどうしよう・・
なんて思われる方がほとんどかもしれないですが、実は!あせもになってもとびひになっていない限りはプールは大正解なんですよ☆彡
現に、「家であせもになっちゃったけど、保育園のプールに入るようになってから綺麗に治っちゃったわ♪」というママさんもいらっしゃるくらいなんですよ♪
服の素材も気を付けてみては?
可愛い服って意外と風通しの悪いゴテゴテした服が多いと思いませんか?
あせもになる原因のひとつに衣服の風通しが悪いということも挙げられます。
どうしても女の子には可愛い服を着せてあげたい♡
そんなママは少なからず・・
もちろん私もです(笑)
可愛い服着せても、肝心のお子さんがあせもになっちゃったら可哀想ですよね・・
可愛いけれどちゃんと通気性の良い衣服を選んであげることもあせもの予防には大切なことですよ♪
あせもになった時はどうする?
なってしまったら仕方ないのがあせも!
でも、あせもが出来てしまった時の対処法を知っておけば安心♪
とっても簡単なあせもの対処法をご紹介します!
まずはコレ!かき始める前に・・
あせもが出来る前から皮膚にはかゆみが現れるはず!
あせものブツブツが出来るまでにかゆみを訴えてきたら、その部分には汗が溜まっている証拠です!!
なので、まずはその汗をかいている部分を水で濡らしたタオルで拭いてあげてあげてください。
もちろん、可能であれば水で洗い流してもOKですよ♪
清潔にしてあげることでかゆみをそれ以上増やさないことが大切です。
ブツブツが出来てしまったら・・
あせもの代表的な症状として現れるブツブツ。
これが出来てしまったら、あせもが出来るのが初めてであればまず小児科に行くことをおススメします。
大抵はフルコートf軟膏やアルメタ軟膏といったステロイドの入っている塗り薬を処方してもらえます。
「ステロイドって大丈夫なの??」
そう思われるママは少なくないのではないでしょうか。
もちろん、私も同様でしたが、小児科のお医者さんであればそのお子さんの年齢や症状に合わせた弱さの塗り薬を処方してもらえるので安心です!
また、かき壊しやとびひを未然に防ぐためにも早めの対処が大切です!
経験者でも・・
何度かあせもを経験されていて、「また今年もかぁ・・」なんて思っている方!
要注意ですよ!!
年々暑さに拍車がかかっている近年、気温の上昇も激しいため、敏感なお子さんは大人の知らないところで汗をかいています!
お出かけの時だけでなく、家の中で遊んでいる時でも汗をかいていないか気を付けて見てあげてください。
いつの間にか出来ているのがあせも!
油断大敵っ!ですよ~っ!
あせもが出来ていたら早めに塗り薬を塗ってあげてください。
「まだ大丈夫・・」
それが症状の悪化に繋がっちゃいますよ!
まとめ
・あせもを放っておいたら、我慢できないお子さんは辛い!化膿したり、とびひになる可能性も!
・あせもが出来る最大の原因はかきっぱなしの汗にあり!逃げられない汗が皮膚ににじみ出てあせもという炎症に!
・あせもが出来やすい場所は、主に皮膚と皮膚がくっつく可能性のある関節の内側やよく汗をかく場所
・私が日ごろしているあせもの予防策!汗をかかさないことが一番!また、こまめに着替えさせたり汗を流すことで肌の清潔を保ちます!通気性の良い衣服もあせも対策に大活躍!
・あせもが出来始めたら、まずは患部を綺麗に!甘くとらえず小児科にかかることも大切!経験者こそ油断しないで!
いかがでしたか?
毎年やってくるのが暑い夏!
暑いだけでもお子さんには過ごしにくいですよね・・
あせもになると楽しくない!そして見ていて辛そう・・
しっかりと予防と対策をして快適な夏を過ごしましょう!