生活・暮らし

育児の部屋ってどうしてる?夫婦・子供の寝室が同じ場合の問題解決法

育児 部屋
育児 部屋

小さなお子さんのいるみなさん、
夫婦で同じ部屋に寝ていますか?

子供と一緒に家族仲良く一緒の部屋で寝られるのは、
子供がひとりで寝られるようになるまで。

今のうちに満喫したいという気持ちもありますが、
それではちょっと問題がある、というケースも。

また、理想的な育児部屋の状態とは、どんなものでしょうか。

育児部屋とお父さん

父 部屋

言うまでもなく、生まれたての赤ちゃんは、
とても頻繁にお世話が必要です。

授乳期の頃の授乳やおむつ替えはもちろんですが、
ある程度大きくなっても夜泣きがあったり、
寝ぐずりしたり、逆になかなか寝てくれなかったり…。

お母さんは赤ちゃんが泣くとすぐ目を覚ましてお世話をし、
すぐ睡眠に戻るという風に身体が変化していますので
大丈夫なのですが、問題はお父さん。

同室で寝ていて、普段から眠りの浅い方だと、
一緒に目を覚ましてしまうことがあります。

そしてそのままなかなか寝付けない…

結果、睡眠不足で仕事に出かけることになったり、
疲れきっているのに泣き声で目を覚まして
「またかよ…」と思ってしまったり…。

それで育児部屋に赤ちゃんとお母さん、別室にお父さん、
というご家庭も、結構あるかと思います。

私の場合部屋に余裕がなかったので
親子完全同室でしたが、特に上の子のときは、
お父さんはやっぱりいちいち目を覚ましていました。

そのせいでしょう、当時の彼はいつも眠そうにしていました。

部屋に余裕があるのなら、
別室という手を取るのもひとつです。

では、我が家のようにそれができない場合は、どうしたらいいでしょう?

親子完全同室の場合の対応

添い寝にする

本当に生まれたての赤ちゃんは
お世話がしやすいベビーベッドの方がいいですが、
首がすわってきたら夜だけ添い寝するといいでしょう。

近くにいますから泣き出してもすぐ分かりますし、
泣き出してからお世話までの時間をわずかながら短縮できます。

授乳期はいきなり火がついたように泣くわけではありませんから、
ぐずぐずしているうちにさっとお世話を済ませてしまいましょう。

「赤ちゃんをつぶしてしまうかも…」
と心配するお母さんもいらっしゃいますが、
つぶれてしまう前に泣いてくれるから大丈夫です(笑)。

というのは冗談ですが、
無意識に赤ちゃんをつぶさないように動くので、
まず心配はありません。

寝床の周りも工夫する

かご

泣く声にぱっと目を覚ましてお世話モードに入っても、
寝ているお父さんのために電気をつけるのもためらわれる…
暗闇の中おむつやおしりふきを探すのに手間取り
赤ちゃんの泣き声がエスカレートする…
というケースは避けたいもの。

おむつ数枚、おしりふき、使い捨てお手拭き、
ミルクの方は水筒に入れたお湯と小分けにした粉ミルク、
哺乳瓶(消毒したものをいくつか用意)。

これらをひとまとめにして、
100円ショップなどに売っているかごやケースにしまっておきます。

横におむつ専用のゴミ箱を置けば
ゴミを捨てるため立ち歩く必要もありません。

これだけそろっていれば
闇の中をうろうろしないで済みますし、
ものをなくすことも減ります。

日中は使いやすいように、かつ万一の事故を防ぐために
ベビーベッドに置いて、お母さんが寝るときだけ移動させましょう。

かごに入っているので移動も簡単。

更に、部屋の明かりをつけないために、
手元を照らせる電気スタンドがあればなおいいでしょう。

暗い中でのお世話は大変ですし、光の向きを調節すれば
お父さんが眩しいということもありません。

ただし、小さい子がコードをつかんだりしないように、
特に日中は注意しましょう。

いっそ協力を頼む

先にお話ししたとおり、我が家の場合は
お父さんがいちいち起きていました。
(ふたりめのときは慣れたのかめったに起きてきませんでしたが(笑))

が、それをいいことに「おむつ替えしといて…」とお願いして、
さっぱりした赤ちゃんに添い乳したまま寝てしまったことも数知れず。

ミルクの方はお母さんでなくても授乳できますし、おむつ替えも同様。

どうしても疲れて起きられない…という場合だけでも、
目を覚ましてしまったお父さんにお願いしましょう。

一通りのお世話が終わったらお母さんにバトンタッチ。

これも、お父さんをイクメンに育て上げるひとつのチャンスです。

●参考:夫婦で育児を分担しよう!専業主婦・共働きの場合に夫をイクメンにする方法

「育児って大変なんだなあ…」と思ってもらえれば素晴らしいですね。

おわりに

赤ちゃん 手

日本人の育児は、欧米諸国より密着度が高いと言われます。

国民性や歴史、住宅事情の関係もあるのかもしれませんが、
これらの国では子供がある程度大きくなって
夜のお世話が必要なくなったらすぐ
子供部屋にひとりで寝かせてしまうことが多いようですね。

それはそれである意味潔いですが、
今だけの小さな子とのふれあいや苦労を味わうことも、
またひとつの考えです。

自己犠牲的と言われればそれまでなのですが、
「苦労して育てた」という実感は、
子供への情愛を一段高めてくれるのではないでしょうか。

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