夫婦

育児疲れは父親にも!積極的に手伝いに参加してもらう秘訣とは?

育児疲れ 父親

毎日の授乳におむつ替え、大きくなれば
公園に遊びに行ったり抱っこや肩車をせがんだり、
反抗期には泣いたり暴れたり。

育児は本当に時間と労力を使います。

この時期のお母さんは心身ともにヘトヘト。

だけど、「それに比べてお父さんはいいよね…
出産前と変わらず会社行って帰ってくるだけだもん…
家事や育児だってあんまり手伝わないし…」
って思っていませんか?

実は、育児疲れはそんなに育児にタッチしていない
お父さんにもあるんですよ。

何でお父さんが疲れるの?

疲れる

実は泣き声にも原因が

赤ちゃんの泣き声は
実は非常に耳障りな音を放っているそうです。

黒板を爪でひっかくと
鳥肌が出るくらいいやーな音がしますよね。

あれと同じ周波数の音が、
赤ちゃんの泣き声には混じっているというのです。

人間がまだ猿であった頃、危険な音を
耳ざとく聞きつけていた名残と言われています。

また、耳障りな音を発することで、
その泣き声を止めるためにすぐお世話しなきゃ、
と保護者に思わせるため、という説もあるようです。

それを聞き慣れているであろうお母さんがイライラするのですから、
普段仕事で家にいないお父さんはたまったものではないでしょう。

「イクメン」ブームのプレッシャー

出産前は「俺はイクメンになる!」と決意していたお父さんも、
おむつ替えで接するうんちの色と匂いに、
あっさり白旗を掲げてしまったりするものです。

お母さんの方も育児への協力を無意識に期待していますから、
赤ちゃんが泣き出すと「ちょっと手が離せないからあやしておいて」と言われ、
うまくできないでいると「いつまでかかるの?」とと言い詰められ、赤ちゃんは泣き止まず…。

責任感の強いお父さんだと
「俺は何で妻のようにできないんだろう?」
と考え込んでしまうようです。

仕事中もストレスはいっぱい

過去には「父親は仕事、母親は家を守って家事育児」
という完全な分担ができていました。

ここでその是非を問うつもりはありませんが、
特に専業主婦や育児休暇中のお母さんは、
日中のお父さんに、たまには少し思いを馳せてみてください。

不景気、リストラ、上司や部下との関係、パワハラ、
いわれのないセクハラ…などなど、
仕事中にお父さんの感じるであろうストレスは結構なものです。

もちろん、ワーキングマザーなら
同じだけのプレッシャーがありますから、
専業主婦の方よりは想像が容易でしょう。

お父さんは、基本的に疲れているのです。

お父さんがいつもより遅く帰ってきても、
いつもどおりの分担を要求していませんか?

「私だってこれだけやってるんだから
あなたもこれくらいやってよ」
なんて言ってみたりしていませんか?

そうは言ってもやっぱりお父さんにも育児に参加して欲しい…

カップル

お互いたまには育児から解放される

とはいってもお母さんだってやっぱり疲れていて、
たまにはのんびりしたいとか、
ひとりでゆっくり買い物したい、とか思うものです。

逆説的になりますが、
休日は少しだけお父さんに預けてひとりで出かけてみたり、
ファミリーサポートなどを利用してみたり、
とにかくお母さんが少し育児から離れる時間を持つことも大切。

それをたとえばひと月に1日、と決めてみるのも手です。

その日を楽しみに頑張れますからね。

そうしてストレスを発散すれば、
もう少しお父さんの大変さに目を向けられるでしょうし、
精神的に余裕ができて「じゃあ今日は私がやっておくね」
の一言が言えるようになるでしょう。

お父さんだって、すっぴんで髪を振り乱して
バタバタと家事や育児をしているイライラ妻より、
綺麗で穏やかな妻の方がいいはずです(笑)。

もちろん、同じことはお父さんにも言えます。

趣味に没頭したり、ぼんやりしたり…
時には、たまの休みくらいゆっくりさせてあげましょうね。

家事や育児をお願いする時も頼み方がポイントです。

夫婦で育児を分担しよう!専業主婦・共働きの場合に夫をイクメンにする方法

ふたりの時間を作る

子供を持てば「父親と母親」なわけですが、
たまには「夫と妻」や「恋人同士」に戻ってみるのもいいものです。

子供が眠ったらふたりで会話してみましょう。

育児の話は一旦置いておいて、
日常的な他愛ない会話や、互いの愚痴を聞き合うなど…
子供を介さない会話って、意外と少ないものですよ。

意識して会話の時間を増やしましょう。

決めた役割に縛られない

常に50:50の分担を守り続けるのは大変なことですから、
もっとフレキシブルに考えてみませんか。

たとえば、「疲れてるみたいだから今日は私がお風呂に入れるね」
「今日は忙しかったから、料理お願い、下ごしらえだけしてあるから」
なんて、決まった形を頑として守るのではなく、
余力のある方が少し多くこなす、としてみたらどうでしょうか。

おわりに

手をつなぐ
本当に子供に手がかかるのはほんの数年。

とはいえその数年間
いつも疲れている、イライラしている、
なんてもったいないですよね。

上手にストレス解消し、お互いに疲れてしまわないように、
上手に補い合って育てていきましょう。

頑張って働いて、育児にも参加してくれるお父さん、いつもありがとう!

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